まず、一つの罪

 

なにかを判断するとき
感情が重なってしまうことは
悲しみと愛おしさが共存する、すごく飾らない現象であり

尊い罪なんだ

 

その状況に立っている人はどんなだろう


瞼はどれくらい開いているだろうか
舌はどれくらい湿っているだろうか
どこかに深い皺はあるだろうか


それは何時頃だろうか

湿度は何パーセントだろうか
その人は産まれてからその時まで何度の食事を取っただろうか


一体、いくつの感情が重なっているのだろう